鑑定人とは

正式名称は「損害保険登録鑑定人」といい、一般社団法人日本損害保険協会が実施する鑑定人認定試験に合格し、

協会に登録します。技能ランクは1級、2級、3級があります。

※損害保険登録鑑定人の詳細は 一般社団法人日本損害保険協会

鑑定人の業務について

損害保険会社・共済組合等からの委託により、第三者的な立場において中正かつ公正に以下の業務を行います。

① 損害鑑定

      • 火災等の事故により焼損、破損、汚損等の損害が発生した財物の損害額を算定します。

      • 台風、地震等の自然災害については保険商品の内容に応じた損害内容の確認を行います。

      • 事故前の状態に復帰するための修理費の算定が主たる業務ですが、併せて事故が発生した時点の保険価額も算出します。

≪主な鑑定種目は以下の通りです≫

  • 火災保険、動産総合保険、機械保険、組立保険、建設工事保険、土木工事保険、盗難保険等に関わる物件

  • 賠償責任保険および自動車対物賠償保険に関わる物件

  • 店舗休業保険、利益保険に関わる保険金の算出

② 広域損害鑑定

      • 国内外で台風や地震等自然災害が発生した場合、被災地に赴き公平かつ迅速な損害鑑定を行います。

③ 評価鑑定

      • 保険の対象となる財物に関する保険価額の評価業務を行います。

      • 工場、プラント施設、寺社仏閣等、保険の対象となる物件を幅広く対象としています。

④ 事故原因の調査

      • 当該事故が保険契約の内容に照らして保険金支払いの対象となるか確認のための事故原因調査を行うこともあります。

      • 調査内容は火災事故原因を始めとし、保険種目に応じ多岐にわたります。

新潟県中越地震
鹿児島県水災

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